お坊さんになれます

仏教セラピストを志し、当協会の開催する仏教セラピスト養成講座を受講される方は、受講時に得度を受けお坊さんになっていただきます。仏教セラピスト養成講座を受講の場合、養成講座中に真言宗単立寺院にて得度・度牒授与をいたします。ご希望の場合は高野山真言宗寺院より得度・度牒授与も可能です。

お坊さんになるには

お坊さんになるためには仏教の世界には仏門に入ることを許可してもらうための「得度(とくど)」という儀式を受ける必要があります。
得度とは、僧侶になり仏門に入る最初の儀式です。戒を守ることを誓い、僧侶の名前となる「法名(ほうみょう)」や「戒名(かいみょう)」をいただき、髪の毛を剃る「剃髪(ていはつ)」が行われます。
本来は肉親との縁を断ち、俗世を捨て修行に入るための大切な儀式でしたが、現在では僧侶として生きていく覚悟を問う大切な儀式です。

得度をする

お坊さんになるための最初のステップは、得度をすることです。本山や、師僧寺にて得度式を行います。
仏教セラピストを取得される方には得度をしていただき、お坊さんになっていただきます。
当協会では、真言宗単立寺院にご協力いただき、養成講座の最終日に得度式を行います。

・得度式について
・得度に関わる費用は受講料に含みます
・有髪可、男女問わず
・度牒・僧名を授与します

※高野山真言宗より得度をご希望の場合は費用が別途かかります。
※高野山真言宗より得度をご希望の場合は高野山内寺院にて1泊2日で行うため養成講座と別日になります。

仏教セラピストになる=お坊さんになる

仏教セラピストになるにあたり、得度をすることで、僧侶として広く仏教の教えを活かした活動をしていただく事、また僧侶としての戒律を与えることはもちろんのこと、当協会の規約もきちんと守っていただく事を誓っていただきます。
僧侶を志し、お寺で得度をした場合、必ず剃髪いたしますが、仏教セラピストとしての得度は剃髪を必須としないことにいたしました。当協会は通常の僧侶の育成ではなく、仏教の教えを活用し、心のセラピーとして広める方を育成したいので、個々の生活や、現在の職業などの都合を考慮し、剃髪は必ずしも必要ではないと考えたからです。
もちろんより強固な覚悟を決めるために剃髪をして得度式に臨んでいただいても構いません。

※高野山真言宗より得度をご希望の場合は剃髪必須になります。

さて皆さんがもつお坊さんのイメージはどんなものでしょうか。
お葬式や法事でお経を読む方というイメージが強いと思います。
しかし当協会が育成する「仏教セラピスト」はお経を唱えて供養をしたりご祈祷ができるようになることを目標としておりません。
得度し、お坊さんになり、現代人が抱える心のケアを行うことを目標に修行研鑽に励んでいただきます。
もちろん得度してお坊さんになったわけですから、お葬式や法事を行うことも可能です。
しかし儀式を行うには各種作法やお経を唱えられなければなりません。
儀式を行えるようになるほどの各種作法や、お経に関しては仏教セラピスト養成講座のカリキュラムに含まれていませんので、ご注意ください。

※儀式を行える僧侶になりたい方は、仏教セラピスト資格取得後に教師資格取得のために専門のコースをご案内いたします。


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